単行本よもやま話

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カバーの打ち合わせ時、担当編集氏が「高橋拡那さんの短編集(銀河六巡り・チオノポリス・しらまり・三角サンドなど)みたいな感じで、背(細い所)に大きくキャラクターがいるの良いと思うんですよ」と仰いました。

私、学生の頃は本当に毎日古本屋に通っていて、古本屋って通常の書店のように本が平積みされているわけではなく、ほとんどが棚に挿さってるんですよね。
棚に挿さっているので、背にあるタイトル・作者名・デザイン・時折入っている小さな絵…でしかその本を判断できない。
そんな中で高橋拡那さんの短編集たちは確かに異彩を放ち、本棚の中で光り、そのインパクトで私も手を伸ばしたことをふと思い出しました。懐かしい記憶です。

そうして『波間の子どもたち』の単行本は表紙に帳、背に王子を配置することになりました。
波間の子どもたちは一応二人が主人公で、書店に並べて頂く際、背は第二の顔なので、どちらから見ても魅力的な本になればいいなあと思っていたら魅力的な本が出来ました。尽力して下さったデザイナーの岩井美沙さん、試行錯誤して下さった印刷所さんのおかげだと改めてしみじみ思います。ありがとうございます。
そんなわけで同時期刊行の青騎士コミックスの背はキャラクターたちが踊り、彩り豊かなわけですが(笑)青騎士コミックスレーベルの棚が祭りのようになるのもこれまた一興と、増えていく単行本を眺めながら楽しい気持ちになるわけです。

転がる星屑ども予告

転がる星屑ども0

8月20日(土)発売の青騎士(KADOKAWA)第9・A号に新連載『転がる星屑ども』予告編が掲載されています。
わけわからんペースで新連載が始まります!笑 笑ってます 今誠心誠意原稿を進めているので乞うご期待下さい。
何が始まるんだか今のところ何にも分からないと思いますが何が始まるんだろう…というのを味わいたい稀有な方は本誌をちらっと覗いてみてください。
波間の子どもたち単行本と同日発売です!よろしくお願いします。

波間の子どもたち単行本のお知らせ

波間単行本

2022年8月20日(土)に『波間の子どもたち』の単行本が発売となります。
著者初の単行本です!うれしい…ひいひい言いながら作ってきたものが一冊の本に纏まりました。表紙も気に入っています。気に入っているのでブログは少し拡大めの画像でご用意しています、笑
わからないなりに試行錯誤しながらこうしたらいいかな、ああしたらいいかな、と悩みながら描き続けた漫画なので、描き続けられたことと描き切れたことにとても安堵しているし、帳や王子たちと私自身も少しは成長出来たのではないかと思っています。なんせ最初の頃は絵がヘタクソなので…本当に最初から最後まで拙い漫画ですが、そういった未熟さも含めて愛して頂けたら嬉しいです。
この単行本を出すにあたって大変お世話になりました青騎士・あすか編集部様、あすか編集長Wさん(今度また飲みに行きましょう)、担当編集Eさん(今度おいしいもの食べに行きましょう)、デザイナー岩井さん(本当にワガママ言って素敵に仕上げて頂きました、ありがとうございます!飲みにいきましょう)、関わって下さったすべての皆さま、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
連載中読んで下さった読者の方、単行本でお手にとって下さった方、漫画というのは読者様に読んで頂かないと始まらない物語なので、いつも本当に感謝しています。私は漫画を愛しているので、これから先もずっと描き続けると思います。
また次の物語でもお会いできたらうれしいです。